2021/1/9 勝部の火祭り<関係者のみで斎行>4.1
2021年1月9日 ~ 2021年1月9日
勝部神社(滋賀県守山市勝部1丁目8-8)
<2021年は関係者のみで斎行され、一般の見学はできません>
800年続く近江の奇祭「勝部の火まつり」。
湖国の滋賀県を代表する勇壮な火祭として有名で、県の無形民俗文化財に選択されています。
祭の起源は鎌倉時代、土御門天皇(つちみかどてんのう)のご病気が重いので占わせたところ、この地に数千年も生きている大蛇(おろち)がその元凶だというので切り殺して火に焼いたところ、天皇が全快されたことに始まる、といわれています。
大蛇を退治した際、胴体は勝部神社(勝部)に、頭は住吉神社(浮気)に飛んで行ったことから、勝部神社では胴体に見立てた松明を燃やし、一年の無病息災を祈ります。
当日、祭の主役となる大松明は、軸が長さ5mから6m、直径40cm、重さ400kgの長い円柱で、柴を太い青竹で円錐形に挟んで藁縄で縛り、先端は菜種殻で作られています。
神社拝殿に向かって扇状に並べられます。
午後に大松明1本1本に、神酒(みき)・鰯(いわし)・豆腐(とうふ)を供えて祈祷します。
その後、3基の大太鼓が街中を練り歩き、8時ごろ勝部神社の前に集まってきます。
あらかじめ6基の大松明が置かれて、8時半に残りの大松明6基が若衆に担がれて境内に運び込みます。
褌姿の若者が神前の御神火から火をもらい、蛇の胴体をかたどった大松明12基が一斉に点火されます。
一瞬何かの爆発かのように、あたりの暗闇が炎の閃光で照らされ、雪の降り出したキーンと冷えた空気も瞬間的な熱風のような炎の熱に包まれます。
若者たちが鐘や鼓を打ちながら無病息災を祈願して「ごうよ」「ひょうよ」(御悩平癒の転)と大きな掛け声をかけながら乱舞します。
開催日:2021年1月9日 *毎年1月第2土曜日
松明奉火/20:30
開催地:勝部神社(滋賀県守山市勝部1丁目8-8)
交通:JR琵琶湖線 守山駅より 徒歩 5 分
料金:見学無料
写真:滋賀県提供 「こころに残る滋賀の風景」写真データ
写真元:フォト蔵 Te2さん http://photozou.jp/photo/show/316281/183652911
【イベント開催の有無などは、主催者のページでご覧ください 本サイトでは具体的なご質問はお答えできません】
目的お祭り大好き,スリル満点,パレード,伝統民俗,夜景,男性好み,神社・寺
最寄り空港/駅守山駅 (約0.5km) Google Transit
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口コミ
4.02 か月前
大きな木で守られた四季を感じる空間に子どもとほっこりしに行かせてもらっています。
砂利の音が楽しく、喜んで走っています。
3.02 か月前
火祭りが有名ですが、元旦の初詣の雰囲気も好きです。
4.01 か月前
火祭りには行ったことはありませんが、御朱印をもらったことがあります。
4.01 年前
毎年年の始めにはこちらにお参りに行きます。
道淵に車を停めてお参りして帰ります。
今年は屋台も出ていて活気がありましたね。
地元に愛されている大き過ぎず小さ過ぎずいい感じの神社です。
3.01 年前
地域に密着したこじんまりとした神社といった趣。周りには木々が生い茂り森のよう。本殿が国の重要文化財ということでさすがの空気感を醸し出しています。
しっかりと参拝させていただきました。