座喜味城跡

沖縄県の観光情報


【世界遺産】座喜味城跡4.0

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座喜味城は、戦乱の世だった「三山時代」に活躍した名将護佐丸(ごさまる)によって築かれた城です。
国王に対抗する勢力を監視する目的でつくられ、1420年頃に完成しています。
規模は小さいですが、城壁や城門の石積みの精巧さや美しさは沖縄の城の中で随一といわれ、当時の石造建築技術の高さを示す貴重な史跡となっています。
座喜味城の正面の城壁は、波打つように大きくせり出ています。攻めてきた敵を倒すための工夫で、身を乗り出さなくても下の様子が見え、多方向の攻撃にも有利だったと考えられています。城の中には、奥へ導かれるように見える通路があり、そこを突き進むと行き止まりになります。これは、敵をあざむいて攻撃を加えるための「武者隠し」といわれるもの。これらのことからも、座喜味城は戦に備えた軍事要塞として築かれていたことが伺えます。
座喜味城は国頭マージと呼ばれる粘土質の赤土の上に築かれています。屏風にもたとえられる城壁の曲線と幅の厚みは、戦のためだけでなく、弱い地質を補って崩れにくい構造にするための工夫でもありました。石をかみ合わせて積み上げた「相方(あいかた)積み」と、日本の築城様式にも見られる「布積み」で築かれています。城門は沖縄に現存する最古のアーチ門で門の強度を高めるために中央部にはクサビが打ち込まれています。このつくりは他の城には見られない座喜味城独自のもので、護佐丸の築城技術の高さを象徴しています。
1972年(昭和47年)5月15日、沖縄の本土復帰と同時に国の史跡に指定されたが、米軍基地として使用されていた部分は指定し得なかったため、返還を機に追加指定されました。ただし、現状変更のあった部分(西側道路部分)についてはのちに指定を解除しています。
2000年11月首里城跡などとともに、琉球王国のグスク及び関連遺産群としてユネスコの世界遺産(文化遺産)にも登録されました(登録名称は座喜味城跡)。
城内では演劇が行われるなど広く利用されており、また標高125メートルの城跡の高台からは首里城のある那覇の町や、晴れた日には慶良間諸島も眺めることができます。

目的世界遺産,観光名所
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